いまだメロウならず

加齢についていろいろぐちぐち言うほんわかブログです。

美肌補正

パスポートの更新が必要なので証明写真を撮影しに行ったのです。

セルフの撮影ボックスは安いけど、椅子の調整(=たいがい自分には高すぎる)が苦手だし、炎天下できあがりを待つのもつらいので今回はやめておきました。代わりに、駅近で証明写真を撮ってくれるお店へ。いやすぐできるというし、焼き増しできるCDもついてくるし、そこまで高くもなかったのですよ。

 

行ってみてはじめて知ったのですが、今って撮影した後にフォトレタッチソフトで角度修正してくれるわ、美肌補正してくれるわ、最悪撮り直しもOKだわで至れりつくせりなんですね。まあ差別化しないと安い方に人流れますからね。最近見たニュースで知りましたけど、プリクラでも証明写真撮れるんでしょ?

 

そうそう、美肌補正はオプションで+500円とのこと。

 

うん、そもそも顔なんてついていればどうでもいい派だし、化粧もいい加減だし、今節約もしたい状態なので、普通なら選ばないと思うんですよね、こんなの。肌がいくら綺麗でも顔だちが変わるわけでもなし。

 

でもつい美肌補正オプションを選んでしまったのは一体何心ゆえなのか。女心の未練でしょうか。あなた恋しい。北の宿。…違う。自分ですらどうでもいいものって、他人から見たらより一層どうでもいいと思うんですよ。ばばあの肌なんて本当どうでもいい。誰も見てねえ。でも選んでしまったの。この気持ちは一体何?胸が苦しいわ。わからないわ。関係ないですが、時かけ原田知世本当にかわいかったですよね。いやアラフィフ以上で胸が苦しいとやばいですよ。それは愛じゃなくて心筋梗塞

 

「パスポートは10年使うものだからなあ」というのはきっと自分を納得させるための後付けの理由で。

 

確かにレタッチソフトで使用前・使用後を見せてもらったら「おおお!変わってる変わってる」と面白かったんですよね。補正はちゃんとされておりました。この面白体験に500円なのか。コト消費の時代だし。

 

でもねえ、できた写真はまあいつもの証明写真な感じでした。元の顔が元の顔だからねえ。粛々とパスポート更新に行ってまいります。